Saturday 6 March 2010

冬のオリンピック フィギュアスケート

オリンピックが始まって、ネットのニュースで浅田真央さんのことを知った私。(かなり前から有名な人だったなのに。。。お恥ずかしい。)ともなると、もちろん、真央さんの演技を見たことがなかった?!(少なくとも見た記憶がなかった)だから、是非彼女の演技をみたくてしょうがなかったのだけれど、オリンピックの開催地バンクーバーとの時差でなかなかLIVEで見ることができなった。

日本のニュースでは、真央さんは金メダルに近い人、そして、よきライバルにキムユナさんという人がいる。ニュースでは大騒ぎ。。。
私は眠気には勝てず、残念ながら、LIVEでは見ることができなかったけれど、ロンドン時間の翌日早朝の再放送を見た。私はその二人がどんな演技をするのか楽しみでどきどきしながら。。。

私がなぜ、そんなに気になるかというと、私は子供の頃バレエをすこし習い、今でもダンスには興味をもっているし、多少はダンスを鑑賞する心得やセンスを持っているかなあ??と感じてもいます。

独断と偏見での私の感想です。。。。
安藤美姫さんの演技。彼女の演技で思うことは、彼女はまるで教科書どうりの演技をしたという感じ。暗記テストで満点を取ったかのよう。観客のこころを動かすものがなかった。演技は暗記テストではなく、「感想文」のようでなければならないと私は思う。

キムユナさんの演技。技術の高さについてはプロではない私がすべての判断はできないけれど、彼女の技術だけでなく、彼女の演技はまさに4分間の感動的な「感想文」のようだった。手の動き、指先、足先までダンスできる体。首や肩のしなやかさと動き。「きちんと演技する」のではなく、「美しい演技、感情がこもった演技、余裕を感じる優雅な演技」だったと感じた。すばらしかった。

真央さんの演技。私は正直がっかりした。なぜ、日本の報道であんなに騒いでいたのか疑問を感じる演技だった。技術は高のだろうけれど、彼女のダンスという感想文は「ギツギツ、ガチガチしていて、尖った演技」だったように感じる。マスコミが騒ぎすぎて彼女にプレッシャーを与えすぎていたのか?それとも、これが彼女の本当の演技なのか?どうであれ、キムユナさんと総合で30ポイント?ほども差があいたことについて、「当然だ」と私は感じた。

真央さんの衣装で思うことは、、、彼女は首にリボンう付け、肩、首周りにはフリルがついていて、手先にもフリルがついていた衣装を着ていた。(彼女がどの程度の頻度で同じようなスタイルの衣装を着ているのが分からないけれど。。)なぜか?彼女は体が小さく、細く、手足も短い。女性のもつ胸の厚みもたりない。彼女を大きく、ふくよかな女性らしさを観客に見せるにはフリルのついた衣装は必要だったと感じる。それとまったく反対に、キムユナさんは手足が長く、女性特有のセクシーさをもった体。だからこそ、首や胸周りを大きく見せた衣装を着、すっきりとシンプルな衣装でも、その体の美しさ、ラインを更に美しく見せることができる。
体型というのは報道ではあまり取りだ足されない。せいぜい、細いとか、背が高い、低い程度しか言えない。それが報道なのかもしれない。でも実際、演技を見る側にとっては「技術、衣装、体型」そのすべてがあわさった「演技」をみることになる。

もう一つは、その人の「雰囲気やオーラ」。「輝いているひと」とは必ずしも美人ではなく、天才ではなく、背が高いわけでも、低いわけでもない。スタイルがいいとも限らない。簡単に言うと「こころの持ち方」でオーラのある人になるのではないだろうか。
キムユナさんにはその「オーラ」があったと感じる。真央さんの演技に「ギツギツしたカド」を感じたということに通じる。

オリンピックで金メダルをとるのは、すべての条件が備わっている人。資金やコーチ、家族を含めた支援、本人の生い立ち、性格、体型、素質、努力、雰囲気にいたるまで。。。難しいのだろうなあというを感じるてしょうがない。

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